新設:2018-07-01
更新:2022-11-13
縁起・沿革
撮影:2018-04-11
所在地(鎮座地)
愛知県岡崎市康生町345-1
案内板
新田白山神社
[主要建物]
本殿、覆殿、拝殿、社務所、手水舎
[御祭神]
白山姫命・新田義重公
[例祭日]
10月17日
[由緒]
当神社は、永禄9年(1566) 徳川家康公が厄除開運祈願のため、上州の新田(現在の群馬県)より勧請されたものです。上州の新田は、源氏である新田氏の縁の地であり、家康公が征夷大将軍になる志を既にこの時期に抱いていたことがうかがわれます。江戸時代は岡崎城内の白山曲輪内にあり、岡崎城主の産土神として崇敬されていました。
例祭は、町内から獅子や御神輿が繰り出され、拝殿では子供たちによる巫女の舞が奉納されます。
また、殊に有名なのが、夏越の神事で 6月30日夕方、厄除け祈願祭と茅輪くぐり、自然石鳥居くぐりが、樹齢600年以上である御神木の大楠前で斎行されます。自然石鳥居くぐりは全国でも珍しく、例がないと云われています。家康公25才の厄除け祈願の時、病んでいた水疱瘡が完治したという故事に習ったもので、毎年氏子を始め大勢の崇拝者で賑わいます。尚、自然石鳥居の後方に扇形に彫刻された石があり、その要の穴から鳥居越しに岡崎城天守閣を望むことができます。
岡崎城に隣接し、家康公産湯の井の西約400M、二七曲りにもあたる、岡崎町の中心部に鎮座する神社です。
案内板
岡崎観光文化百選 白山神社
白山神社は、もと岡崎城内にあり、城主の産土神として崇敬されていました。参河国聞書には、「永禄9年(1566) 家康が在城の折、厄除け、開運、祈とうのため、上州新田から勧請した」と記されています。
例年、6月30日 午後5時から、夏の厄除けとして、家康公の故事にならって、あしの輪と自然石の鳥居くぐりの神事が行われています・
参考Webサイト
新田白山神社 岡崎観光協会の岡崎おでかけナビ サイト
御神木・大楠
撮影:2018-04-11
所在地(鎮座地)
愛知県岡崎市康生町345-1
案内板 (岡崎市教育委員会案内板)
岡崎市指定文化財 白山神社
天然記念物 白山神社の大くす
胸高囲7.7メートル、 根囲9.4メートル、 樹高12.5メートルのクスノキの古木。老樹であるが、樹勢なお衰えず、枝張りは東西に22メートル、南北に14.5メートルにおよぶ。主幹が高さ2メートルの位置で2裂し、幹にはノキシノブの着生もみられる。樹形もよく、市街地の中心部にある巨樹として価値が高い。神木として信仰の対象とされ、6月30日には
輪くぐり神事がこの前で行われる。
白山神社は永禄9年(1566) に徳川家康が厄除け開運祈願のため 上野国新田から勧請したとつたえ、岡崎城主の産土神とされていた。
昭和38年5月8日指定
岡崎市教育委員会