新設:2018-07-01
更新:2022-11-13
縁起・沿革
撮影:2018-04-13
所在地
浜松市中区利町302-5
由緒案内板
五社神社 諏訪神社 御祭神並御由緒
-御祭神-
[五社神社]
太玉命 武雷命 斎主命 天児屋根命 姫大神
(相殿) 応神天皇 舎人親王 菅原道真公 徳川家康公
[諏訪神社]
建御名方命 八坂刀売命 事代主命
(相殿) 徳川家康公
-御由緒-
[五社神社]
国主久野越中守曳馬城(浜松城)内に奉斎す。徳川家康公浜松城に入り、天正7年4月7日 秀忠公城内にて誕生、産土神として崇敬し、天正8年常寒山(現在地)に社殿建立遷座す。寛永11年家光公上洛の節、社参奉幣300石の朱印を奉る。大正3年
国宝建造物に指定せられる。
[諏訪神社]
坂上田村麿東征の砌奉斎す。徳川家康公尊崇し社殿を造営し、家光公更に現在地に遷座し朱印300石を奉る。昭和13年国宝建造物に指定せられるも、昭和20年戦災に依り五社神社と共に悉皆焼失せり。
[五社神社 諏訪神社]
昭和37年両社合祀、新たに五社神社諏訪神社として発足す。
昭和46年神社本庁別表神社に列格、現社殿は市民の奉賛のもと、5ヶ年の歳月を費し昭和57年竣工す。
-例祭日-
5月4日
参考Webサイト
五社神社諏訪神社について 五社神社諏訪神社公式サイト
浜松の合祀された五社神社と諏訪神社 かたむき通信
五社神社・諏訪神社 浜松情報Bookサイトサイト
手水舎・手水鉢
撮影:2018-04-13
所在地
浜松市中区利町302-5
案内板
徳川3代将軍家光公 寛永11年7月当社に参詣あり。
時の浜松城主高力忠房を普請奉行として、社殿を修造せしむ。完成の後、本手水鉢寄進す。
この手水鉢は花崗岩を素材とす。四方に枠取りなく素朴なる形式と水穴深く角を正確に掘たるは、古式に属し、貴重な文化財なり。
正面に次の如く刻す
奉寄進
五社大明神
寛永十五年戊寅年五月吉日
高力攝津守従五位下 平忠房
高力忠房は2代将軍秀忠の寵を得、元服の際 「忠」の一字を賜り 忠房となのる。
温厚篤実なる人格は、領民に敬慕されたり。
光海霊神の碑
撮影:2018-04-13
所在地
浜松市中区利町302-5
案内板
光海霊神(うなてりのみたま)の碑
賀茂真淵大人がその師、五社神社神主森暉昌大人の功業を記したる漢文体の誌銘なり。真淵大人の心情を遺憾なく吐露せしものなり。
森暉昌大人は諡号を「光海霊神」と称す。近世国学の創始者荷田春満大人の門流にして賀茂真淵大人若年の学父とも尊親したる碩学なり。
この碑は明和4年5月建立せらる。
惜しむらくは昭和20年6月18日戦火により上部損壊せしも真淵大人の本意はここに歴然として存す。
参考Webサイト
浜松 五社神社 諏訪神社 遠州守護 遠州鎧仁會 代表ブログ
狛犬
拝殿前の狛犬は、大変大きな青銅製で、重量は1トンほどあるようだ