新設:2018-07-01
更新:2022-11-13
縁起・沿革
撮影:2018-03-02
所在地
神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25
案内板 (東叶神社社務所案内板)
叶神社(かのうじんじゃ)
祭神
應神天皇(誉田別命)
由緒
養和元年(1181)辛丑年8月15日京都高雄山神護寺僧文覚祈願奉勅命石清水八幡宮ヲ勧請ス
夫ヨリ文治2年丙午年源頼朝公一事創業ノ際願意成就ノ意ニ基キ叶大明神ト尊称シ奉ル
(以下、略)
東叶神社社務所
案内板
昭和52年市制施行70周年記念 横須賀風物百選
東叶神社
祭神は、京都の石清水八幡宮と同じ応神天皇(第15代の天皇)です。
この神社は、養和元年(1181)8月15日、高雄山神護寺の僧文覚が、源氏の再興を願って石清水八幡宮の霊を迎えたことに始まるといわれ、その後、源頼朝によって、その願いが叶ったことから叶大明神の名で呼ばれるようになったと伝えています。また、このほか新編相模国風土記稿や皇国地誌残稿などには、この神社に関する記事が載っています。
神社の裏山を明神山と呼び、標高は約50メートルです。
後北条氏の頃、しばしば房総半島の里見水軍が、三浦半島に攻撃をかけてきましたので、それを防ぐために、この明神山に水軍を配置しました。山頂には、この神社の奥宮があり、その左手に「勝海舟断食の場」の標柱が立っています。
明神山の素晴らしさは、よく保全された自然林で、木々の種類も豊富なことです。特にウバメガシの自生は、県内でもこの明神山と城ヶ島だけで、ここが分布の北限とされています。この学術的に貴重な明神山一帯は、「県指定天然記念物・叶神社の社叢林」となっています。
参考Webサイト
東叶神社 横須賀市役所サイト
東叶神社 「東叶神社」サイト
東照宮 (境内社)
撮影:2018-03-02
所在地
神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25
叶神社拝殿左脇の階段を登り詰めると、正面に小ぶりな叶神社奥宮があり、奥宮の手前左側奥に東照宮、明神社、勝海舟断食跡標柱がある。
3つ目の写真(右 or 下)を参照されたい
参考Webサイト
東叶神社 「東叶神社」サイト
浦賀城址
撮影:2018-03-02
案内板
浦賀城址
戦国時代に小田原北条氏が三浦半島を支配した時に、房総里見氏からの攻撃に備えて北条氏康が三崎城の出城として築いたといわれています。
水軍の根城として山頂には空堀など城の遺構が残り、下田山・城山とも呼ばれていました。
昔から眺望の素晴らしい所で対岸に房総半島、正面に浦賀八景の一つ灯明堂がみられます。
この明神山は自然の社叢林で県の天然記念物に指定されウバメガシ分布の北限とされています。嘉永6年(1853) ペリーの黒船4隻が浦賀沖に来航した時、眼下の左辺りに碇泊しました。
浦賀行政センター市民協働事業・浦賀探訪くらぶ