新設:2019-07-01
更新:2022-11-13
大宮神社
撮影:2019-06-13
所在地
千葉県夷隅郡御宿町岩和田786
1609年(慶長14年) スペイン船サンフランシスコ号が マニラからからアカプリコに向かう途中 嵐に遭って漂流し、岩和田海岸に座礁したとき、岩和田村民が救助した 乗組員317人は 岩和田村に当時あったという大宮寺に収容され、1ヶ月余りを岩和田村民に世話になりながら過ごしたといわれる。
しかし、大宮寺がどこにあったのか確かなものはないが、同じ「大宮」が付くこともあって、恐らく現在の「大宮神社」辺りではといわれる由。
ただ、大宮神社を訪ねて感じたことであるが、大宮神社周辺に複数の寺があり、救助された漂着者がその辺りにも滞在したように思われる。また、死者と行方不明者が56名いたとのことゆえ、岩和田地区に犠牲者を葬ったという伝えがないのも不思議な気がする。
参考文献Webサイト
「御宿町ガイドブック」御宿町刊
薬師堂
撮影:2019-06-13
所在地
千葉県夷隅郡御宿町岩和田
案内板 (御宿町教育委員会案内板)
御宿町指定有形文化財
薬師堂の磨崖佛
平成8年2月26日指定
岩和田の薬師堂裏の山肌を削りとり、地上230㎝のところを、奥行き110㎝、高さ96㎝、幅260㎝ の洞窟をくり抜いて掘り、岩肌に三体の磨崖佛が浮彫りされている。磨崖佛は、像高64㎝、座幅60㎝である。
管理している法蔵寺の文書によると、彫刻をしたのは慈覚大師で、三尊は 釈迦・薬師・地蔵の三尊と記され、これが本尊である。
法蔵寺文書には 次のように記されている。
「天正11年(1583年) 慈覚大師ノ法絲祐開開基、往古慈覚大師岩石江釈迦薬師地蔵三躰彫刻セリ直ニ此三尊ヲ本尊トス。」
平成29年3月
御宿町教育委員会
参考Webサイト
御宿町の文化財 御宿町役場サイト
大福寺
撮影:2019-06-13
所在地
千葉県夷隅郡御宿町岩和田731
大福寺は曹洞宗の寺院
「メキシコ公園」の真下にあるようで、本堂の裏手墓域真上に「メキシコ記念塔」の姿が見える